いまさらM3

音沙汰無しでしたが一応明日は出ますです。
D28 Re:harmonizeにて、Cosihikari / Undergroundさんの委託を2作ほど受けつつだらりと座っている予定です。

新作は...申し訳ありませんが今回もなし、とorz
出せないなら最初から告知するなよという気もしないでもないですが、なんだかんだといろいろありまして。
言い訳としては、平日が予想以上に時間取れなかったというのがひとつあります。
別に仕事が忙しいとかいうわけでもなく、むしろ何もやってないんですが、生活環境がガラッと変わったんで慣れるまでまだしばらくかかるかなと。
休日に20時間くらい寝てしまったりストレス性の脱毛症になったりと、どうも身体が休みを欲しがってるようなので、秋まで延ばして少しゆっくりと作っていこうかなと思ってます。
あとはちょっとリリース方法なんかに思うところもあったりなんかはするのですが、まぁりはもは従来どおりこじんまりと進めていく所存です。

47秒と1分30秒と7分17秒

ITmedia News -- 「ダラダラ長いからCD売れない」――丸山茂雄“47秒・着うた専用曲”の必要性を語る

一方で、1曲1分以内で楽曲のサビだけを配信する着うた市場は伸びている。つまりユーザーは、1曲が長すぎるCDを拒否し、短い着うたを求めている――丸山氏はこう考え、47秒で完結する音楽を専門に販売する携帯サイト「47」(ヨンナナ)をこのほどオープンした。

違うんじゃないかな。

リスナーがサビのみに注目する理由は「マスメディアでサビしか流れないから」なんじゃないんですか?

CMでもドラマでもバラエティでも、流れてくる歌モノの曲でフルコーラス流している場面がどれだけありますか?
現在の音楽市場のメインの層で、売り上げの大半の要因を担っているのはマスメディアです。世の中の全ての曲を聴くことが不可能なリスナーは、良い曲悪い曲の判断をマスメディアから流れる曲からしか選択することができません。これはネット社会といわれる今でも(メイン層では)変わっていません。そのくらいマスメディアのコマーシャル力は強大です。
マスメディアでうまく流してもらう=売れる曲にするためにサビに注力するのは至極当然の成り行きです。

47秒が最適な理由が浮かばないです。
オタ的な視点からものを言えば、当然1分30秒が最適に決まってる(笑
ていうかなんで今更「これからは着うただ!」と言えるのか...
「ユーザーは簡単に聞けるほうがいいし、技術もそっちにどんどん行っている。ウォークマン、iPod、携帯と、基本的に音はどんどん悪くなっていっている。でもユーザーがそれがいいというんだから、仕方ない」、でも利便性を満足させたユーザーが次に向かうのは質(この場合は音質と曲の質)です。E4Cとか売れましたね。

J-POPだからだとかラップだからだとかロックだからだとかアニソンだからだとか、そういうことに優劣はないはずですよね。そういうのは流通させる側が積極的に発言しなければならないことですよね。それがなされなかったことが残念です。

などと、歌モノは比較的長いわたしがだらだらと冗長に述べてみました(笑
7分17秒はりはもの中で一番長い「眠りの沼」です。
大事なのは長さを感じさせない曲作りだと思っていますし、頭に置いて作曲しています。それができているかどうかはまた別のお話。

あ、指導者が足りないという話には同感です。というか、みんなそう思ってます。つい先日も著作権問題を考える創作者団体協議会で同じような発言が出てましたよ。つまりそういうことです。
『何を今更』